AI会議・文字起こしツールは、会議の録音・リアルタイム文字起こし・議事録自動生成・要約・アクションアイテム抽出を自動化するAIツールです。
会議後の議事録作成にかかっていた時間を大幅に削減でき、会議の内容確認・情報共有の効率化に直接つながります。
このページでは、主要なAI会議・文字起こしツール10本を種別に整理して紹介します。
まず自分の用途を確認してから、該当するグループのツールを選んでください。
料金・機能・商用利用条件は予告なく変更される場合があります。最新情報は必ず各ツールの公式サイトでご確認ください。日本円は執筆時点の為替レートをもとにした概算です。
音声・音楽AIツール一覧
AI文字起こし・議事録
文字起こし・議事録AI、はテキストの文字起こし・要約生成に特化したツールです。
音声ファイル・動画ファイルの文字起こしや、会議ツールとの連携によるリアルタイム文字起こしに対応しています。
Otter AI

Otter AIは、英語での文字起こし精度に強みを持つAI議事録ツールです。Zoom・Google MeetへのAIアシスタント自動参加・リアルタイム文字起こし・会議要約・議事録生成に対応しています。無料版は月300分まで利用できます。英語での会議・インタビュー・講義の記録に向いています。
| 無料プラン | あり(月300分まで) |
| 有料プラン | $16.99/月〜(約2,550円) |
| 難易度 | 初級 |
| 商用利用 | 可 |
| 日本語対応 | 一部対応(英語向けに最適化) |
| API | あり |
| 自己ホスト | 不可 |
| 向いている目的 | 初心者・仕事効率化・学生 |
| 向いている用途 | ブログ |
Notta

Nottaは、日本語対応が充実したAI文字起こし・会議サポートツールです。
58言語に対応したリアルタイム文字起こし・会議要約・翻訳・音声ファイル・動画ファイルの変換に対応しています。
日本語の認識精度が高く、日本での業務利用に向いています。無料版は月3時間まで利用できます。
| 無料プラン | あり(月3時間まで) |
| 有料プラン | $13.99/月〜(約2,100円) |
| 難易度 | 初級 |
| 商用利用 | 可 |
| 日本語対応 | 対応(日本語精度に定評あり) |
| API | あり |
| 自己ホスト | 不可 |
| 向いている目的 | 初心者・仕事効率化・学生 |
| 向いている用途 | ブログ |
AI会議録・文字起こし
会議録・文字起こしAIは、会議への自動参加・録音・文字起こし・要約・アクションアイテム抽出・チーム共有まで一括管理できるツールです。
Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsなどのオンライン会議ツールと連携して自律的に議事録を作成します。
Fireflies AI

Fireflies AIは、会議の自動録音・文字起こし・AI要約・アクションアイテム抽出・SlackやCRMとの連携に対応したAI会議録ツールです。
「この会議で決まったことを教えて」という形で会議データへのAI質問機能が特徴的です。
CRMへの自動連携でセールスチームでの活用にも向いています。
| 無料プラン | あり(月800分まで) |
| 有料プラン | $18/月〜(約2,700円) |
| 難易度 | 初級 |
| 商用利用 | 可 |
| 日本語対応 | 一部対応 |
| API | あり |
| 自己ホスト | 不可 |
| 向いている目的 | 仕事効率化・副業 |
| 向いている用途 |
tl;dv

tl;dvは、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsの録画に特化したAI会議ツールです。
会議の録画・タイムスタンプ付きの重要箇所のマーク・要約・クリップ共有が容易にできます。
無料版が充実しており、無制限の録画が無料で使えます。
| 無料プラン | あり(無制限録画) |
| 有料プラン | $18/月〜(約2,700円) |
| 難易度 | 初級 |
| 商用利用 | 可 |
| 日本語対応 | 一部対応 |
| API | あり |
| 自己ホスト | 不可 |
| 向いている目的 | 仕事効率化・副業 |
| 向いている用途 |
Fathom AI

Fathom AIは、会議の自動文字起こし・ハイライト・要約生成・CRMへの自動連携に対応したAI会議ツールです。会議終了直後に要約とアクションアイテムが自動生成される点が特徴で、Salesforceなどのセールス系CRMとの連携が充実しています。
| 無料プラン | あり |
| 有料プラン | $19/月〜(約2,850円) |
| 難易度 | 初級 |
| 商用利用 | 可 |
| 日本語対応 | 一部対応 |
| API | なし |
| 自己ホスト | 不可 |
| 向いている目的 | 仕事効率化 |
| 向いている用途 |
Avoma

Avomaは、会議の録音・文字起こしに加え、セールス特化の会議分析・コーチング機能を備えたAI会議ツールです。
セールスコールの分析・話す割合・質問パターンの把握など、営業チームのパフォーマンス改善に向いています。
| 無料プラン | あり |
| 有料プラン | $19/月〜(約2,850円) |
| 難易度 | 初級 |
| 商用利用 | 可 |
| 日本語対応 | 一部対応 |
| API | あり |
| 自己ホスト | 不可 |
| 向いている目的 | 仕事効率化 |
| 向いている用途 | ー |
Supernormal

Supernormalは、会議メモの自動生成・カスタムテンプレート・Notion・Slack連携に対応したAI会議ツールです。
会議の種類(週次MTG・1on1・顧客商談など)ごとにカスタムテンプレートを設定でき、チームで統一されたフォーマットの議事録を自動生成できます。
| 無料プラン | あり |
| 有料プラン | $18/月〜(約2,700円) |
| 難易度 | 初級 |
| 商用利用 | 可 |
| 日本語対応 | 一部対応 |
| API | なし |
| 自己ホスト | 不可 |
| 向いている目的 | 仕事効率化・副業 |
| 向いている用途 | ー |
MeetGeek

MeetGeekは、会議の録画・文字起こし・AI要約・トピック分類・チームでの分析共有に対応したAI会議ツールです。
会議のトピックを自動で分類する機能・チーム全体の会議傾向の分析機能が特徴で、チームでの会議効率化に向いています。
| 無料プラン | あり |
| 有料プラン | $15/月〜(約2,250円) |
| 難易度 | 初級 |
| 商用利用 | 可 |
| 日本語対応 | 一部対応 |
| API | あり |
| 自己ホスト | 不可 |
| 向いている目的 | 仕事効率化・副業 |
| 向いている用途 | ー |
音声認識API
音声認識APIは、高精度な音声認識・文字起こし機能をAPIとして提供するツールです。
自社サービス・業務システムへの音声認識機能の組み込みや、大量の音声データを処理するバッチ処理に向いています。
開発者・システム担当者向けのカテゴリです。
Speechmatics

Speechmaticsは、50言語以上に対応した高精度音声認識APIです。
感情検出・話者分離(誰が何を話したかの識別)に対応しており、自己ホストでのオンプレミス運用も可能です。
金融・医療・法律など機密性の高い業種での音声処理基盤として活用されています。無料プランはなく従量課金制です。
| 無料プラン | なし |
| 有料プラン | 従量課金(使用量に応じた課金) |
| 難易度 | 中級 |
| 商用利用 | 可 |
| 日本語対応 | 一部対応 |
| API | あり |
| 自己ホスト | 可 |
| 向いている目的 | 仕事効率化 |
| 向いている用途 | ー |
AssemblyAI

AssemblyAIは、高精度な文字起こしAPI・話者識別・感情分析・リアルタイム処理に対応した音声認識APIサービスです。
無料版では一定量まで無料でAPIを試せます。チャプター自動生成・コンテンツの安全性フィルタリング・要約生成などの付加機能が充実しており、音声・動画コンテンツを扱うアプリ開発に向いています。
| 無料プラン | あり(一定量まで無料) |
| 有料プラン | 従量課金(使用量に応じた課金) |
| 難易度 | 中級 |
| 商用利用 | 可 |
| 日本語対応 | 一部対応 |
| API | あり |
| 自己ホスト | 不可 |
| 向いている目的 | 仕事効率化・副業 |
| 向いている用途 | ー |
AI会議・文字起こしツール選びのポイント
用途で選ぶ
- 日本語の会議の文字起こし・議事録を自動化したい
Notta(日本語対応に定評) - 英語・多言語の会議を文字起こしたい
Otter AI・Fireflies AI - コストをかけずに会議録画・文字起こしを始めたい
tl;dv(無料版で無制限録画) - ールスチームの会議分析・コーチングに使いたい
Avoma・Fathom AI - 会議議事録をNotionやSlackに自動連携したい
Supernormal(Notion・Slack連携)・Fireflies AI(Slack・CRM連携) - チーム全体の会議傾向を分析したい
MeetGeek - 音声認識機能をサービスに組み込みたい開発者
AssemblyAI(無料枠あり)・Speechmatics(自己ホスト可)
日本語対応を確認する
AI文字起こしツールの日本語対応レベルはツールによって大きく異なります。
日本語の会議録音を主に使う場合は「日本語対応:対応」のNottaが向いています。Otter AI等の英語特化ツールは日本語の認識精度が限定的です。
まず無料版で自分の会議音声を試してみることをおすすめします。
会議録音の同意について
会議を録音・文字起こしする際は、参加者への事前周知と同意を得ることがマナーとして重要です。
特にオンライン会議ツールへのAIアシスタントの自動参加を設定する場合は、参加者に事前に知らせてください。
AI会議・文字起こしツールに関するよくある質問
AI文字起こしは日本語に対応していますか?
Nottaが日本語対応ツールとして精度の高さで知られています。
Otter AIは英語向けに最適化されており、日本語の精度は限定的です。
日本語の会議録音に使う場合は、日本語精度を事前に確認することをおすすめします。
無料版で自分の会議音声を実際に試してみることが最も確実な確認方法です。
AI文字起こしの精度はどのくらいですか?
音声の品質・話者の明瞭さ・背景ノイズの有無によって大きく異なりますが、クリアな音声での文字起こし精度は主要ツールで高い水準に達しています。
複数人が同時に話す場面・専門用語・強いアクセント・電話越しの音声では精度が下がることがあります。
重要な会議の記録には必ず確認・編集のプロセスを設けてください。
無料で使えるAI会議・文字起こしツールはありますか?
tl;dvは無制限の会議録画が無料で使えます。
Notta・Otter AI・Fireflies AIなども無料プランを提供しており、月の利用分数の制限はありますが試せます。
tl;dvの無料版は録画本数に制限がない点が特徴です。
まず無料版で複数のツールを試してみて、自分の会議スタイルに合うものを選んでから有料版を検討することをおすすめします。
会議の録音・文字起こしをする際に参加者への同意は必要ですか?
日本では会議録音についての明確な法規制は限定的ですが、参加者への事前周知と同意を得ることが礼儀として重要です。
会議への録音・AIアシスタントの参加を設定する場合は、参加者に事前に知らせることが配慮として重要です。
特に顧客・取引先との会議・機密性の高い会議では注意してください。
ZoomやGoogle Meetとの連携はどのツールが対応していますか?
Notta・Otter AI・Fireflies AI・tl;dv・MeetGeekはZoom・Google Meet・Microsoft Teamsなどの主要会議ツールとの連携に対応しています。
各ツールの最新の対応状況は公式サイトで確認してください。
会議ツールのアップデートによってAI文字起こしツールとの連携が影響を受けることがあります。
対応状況を定期的に確認することをおすすめします。
セールスチームの会議分析にはどのツールが向いていますか?
Avomaがセールスコールの分析・コーチング機能に特化しており、営業チームでの活用に向いています。
Fathom AIもCRMへの自動連携が充実しています。
Avomaは会議での話す割合・質問パターン・キーワードの出現頻度などを分析し、セールス担当者のパフォーマンス改善に活用できます。
Salesforce等のCRMと連携することで、会議の内容を自動的にCRMに記録する運用も可能です。
AI文字起こしツールの機密情報の取り扱いは安全ですか?
クラウド型のAI文字起こしサービスを使う場合、録音データが外部サーバーに送信されます。
機密情報を含む会議への使用は各サービスのプライバシーポリシーを確認してください。
顧客情報・未発表の経営情報・個人情報が含まれる会議の録音・文字起こしには、各サービスのデータ保存期間・暗号化・データの学習利用有無を確認することをおすすめします。
Speechmaticsはオンプレミス運用が可能で、機密性の高い用途に適しています。
AssemblyAIとSpeechmatics、どちらの音声認識APIが向いていますか?
無料枠で試せてリッチな分析機能(感情分析・チャプター生成等)も使いたいならAssemblyAI、自己ホストでのオンプレミス運用・機密性の高い業種での利用ならSpeechmaticsが向いています。
AssemblyAIは無料枠があり、APIドキュメントも充実しているため開発者が試しやすい環境です。
Speechmaticsは自己ホスト対応・50言語以上の対応・感情検出・話者分離を備えており、エンタープライズ向けの高度な音声処理システム構築に向いています。
対面会議の録音にもAI文字起こしツールは使えますか?
スマートフォンのマイクを使ったリアルタイム録音に対応したツール(Notta等)は対面会議でも使えます。
ただし参加者の同意を得た上で録音することが重要です。
対面会議ではスマートフォンをテーブルの中央に置いて録音すると文字起こし精度が上がります。
複数人が同時に話すと精度が下がることがあるため、重要な発言は別途確認する習慣を持つことをおすすめします。
AI文字起こしツールで議事録を作成する際の注意点は何ですか?
AI文字起こしは「話し言葉の記録」であり、ビジネス向けの議事録フォーマットとは異なります。
AIが生成した要約・議事録は必ず内容確認・固有名詞の修正・アクションアイテムの確認を人間が行ってください。
特に決定事項・担当者・期日などの重要な情報は、AI生成の議事録をそのまま使わず、参加者による確認を経てから共有することをおすすめします。
AIはあくまで議事録作成の効率化ツールとして使い、最終確認は人間が行う運用を維持することが重要です。

